

代表あいさつ
私たち剛脚会は、2009年に福島わらじまつりを支援する任意団体として活動を開始し、地域の伝統文化の継承と祭りの賑わいを支える活動を続けてまいりました。年々活動の輪が広がり、多くの仲間とともに「地域の誇り」を体感し、分かち合う場を築いてまいりました。
東日本大震災という未曽有の災害を乗り越える中で、私たちは福島の力強い復興と文化の再生を目指し、東北六魂祭に参加いたしました。さらにその後継となる東北絆まつりにも継続して出演し、被災地の象徴的な文化としての福島わらじまつりを全国へと発信し続けています。また、福島県外の各地イベントへの出張出演も行い、地域の垣根を越えた交流と文化継承の輪を広げています。
一方、近年では地域コミュニティの希薄化が進み、郷土愛や文化継承の機会が失われつつある現状に強い危機感を抱いています。こうした状況だからこそ、地域の人々と共に知恵を出し合い、世代や立場を超えて文化を継ぎ、未来へと誇れるまちを築いていきたいと考えています。
今後は、福島市を中心に、地域の皆さま、学生や若者、経済人と手を取り合い、福島わらじまつりを通じた地域文化の継承、観光資源の活用、地域経済の活性化に貢献してまいります。そして、震災からの福島の力強い復興の象徴として、世界に誇れるまちづくりの一端を担っていければと考えております。
今後とも、皆さまからの温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
福島わらじまつり支援団体 剛脚会

白坂 裕